白内障を治療するには、手術しかありません
現在の白内障治療薬(目薬)は、濁りの進行を若干遅くする効果はあっても、進行を完全に止めたり、一度濁ってしまった水晶体を透明に戻したりすることはできません。
進行し視力が低下した白内障に対しては、濁った水晶体を取り出し、眼内レンズを挿入する手術以外に治療手段はありません。
白内障手術の特長
- 手術時間はわずか10分!
- 「日帰り手術」だから、入院は不要
- 目薬による麻酔で「痛みのない手術」
- 2.4mm切開し、レンズを挿入するだけ
- 眼帯は必要ありません
- 健康保険の対象です
白内障は、数ヶ月、数年といった時間をかけて徐々に進行するものなので、一般には白内障と診断されたからといって、すぐに手術を受けなくてはいけないということではありません。ただし、白内障が進むと、失明の危険のある急性緑内障を引き起こすリスクも高まります。また、手術が難しくなることもあります。むやみに手術を先延ばしにしたりせず、適切な時期に手術を受けましょう。